当初予算とは、新会計年度の開始前に議会の議決を得て成立させる正規の年間予算。補正予算・暫定予算と対比される会計年度の基本的な財政計画。
この説明はいかがですか?
当初予算は、地方公共団体が新年度の4月1日会計年度開始前に議会へ提案・議決を得る正規の1年間の財政計画であり(地方自治法第211条)、歳入・歳出の全体像を示す最も重要な予算文書である。編成作業は通常、秋から冬にかけての各部署のシーリング(予算要求上限額)の通知・各課からの予算要求書の提出・財政課の査定・首長の内示・再調整・議案作成というプロセスで進む。議会(2月〜3月定例会が多い)に提案され、総括質疑・委員会審査・討論・採決という手続を経て議決される。成立後も行政環境の変化・国の補正予算対応等に伴い補正予算が編成されることが多い。
予算の構成
当初予算書は歳入予算・歳出予算・地方債・一時借入金限度額・債務負担行為・継続費から構成される。歳入は款(地方税・国庫支出金等)・項・目・節に区分され、歳出は款(議会費・総務費等)・項・目・節に区分される。予算書には当初予算の概要を示す「予算説明書」「主要事業一覧」「財政計画」等が添付されるのが一般的である。
骨格予算と肉付け予算
首長選挙年度の当初予算は、新首長の政策方針を反映させるため義務的経費のみを計上した「骨格予算」として編成し、選挙後に「肉付け補正予算」として政策的経費を加える手法がとられることがある。この場合、実質的な年度当初の財政方針は6月補正後の予算に現れることになる。
広告広告掲載欄
ご意見箱(匿名で投稿できます)