昇格

読み:しょうかく

昇格とは、職員の給料表における職務の級が上位の級に変更されることであり、昇任に伴う場合と勤続・能力実証による場合がある。

この説明はいかがですか?

昇格は給与制度上の概念であり、職員の職務の級(給料表の横軸、職の難易度・複雑性を示す区分)が現在の級より上の級に変更されることをいう。昇任(上位の職への任命)とは直接同義ではなく、昇任を伴って昇格することが多いが、制度によっては同一の職にとどまりながら職務の級が上がる「専門職的昇格」の仕組みを設ける場合もある。

昇任・昇給との区別

昇格(職務の級の上昇)、昇任(上位の職への任命)、昇給(同一職務の級内での号俸の上昇)は明確に区別される。昇格により給与は一般に増額するが、新たな級の号俸決定は給与条例規則の号俸調整規定(調整後の給料月額が調整前を下回らない等)に従う。昇格辞令の発令に際しては、職務の級変更日・新級番号・新号俸を正確に記載した辞令書を作成する必要がある。

職務給の原則との関係

地方公務員法第24条第1が定める職務給の原則は「給与は、その職員の職務と責任に応ずるものでなければならない」と規定する。昇格が実際の職務変更(昇任)を伴わない場合、職務給の原則との整合性が問題となる可能性があるため、給与規定と職務の実態を整合させて運用することが重要である。

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