消防本部

読み:しょうぼうほんぶ

消防本部とは、市区町村の消防行政を統括する機関(消防組織法第9条)。消防署・出張所を統括し、消防計画の策定・消防職員の人事・消防力整備を担う。

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消防本部は消防組織法第9条に基づき市区町村(または消防組合)が設置する消防行政の最高機関であり、消防長を頂点として消防署・分署・出張所を統括する。消防行政(火災予防・警防・救急・救助・危険物・消防訓練・消防団との連携等)全般の企画・調整・指揮を行い、職員の採用・昇任・配置等の人事管理も担う。消防本部の規模は設置市区町村の人口・面積・財政規模によって差異があり、大都市では数百名〜数千名規模の職員を擁する一方、小規模市区町村では消防組合で共同設置するケースが多い。消防本部は消防庁との連絡調整・各種統計の報告等を通じて国の消防行政と連動する。

常備消防と消防団の調整

消防本部は常備消防(消防職員)の運営に責任を持つとともに、市区町村の消防団を統括的に支援・指導する立場でもある。消防本部と消防団の連携・合同訓練・資機材の管理等が実務上の接点となる。大規模災害時は市区町村の危機管理部門・消防団・自衛隊・緊急消防援助隊と連携した対応が行われる。

消防の広域化

消防組織法第32条は消防の広域化の推進を定めており、総務省は「消防の広域化に関する基本指針」(2007年、2018年改正)に基づいて市町村消防の広域化を促進している。広域化によって指揮命令系統の統一・消防力の強化・コスト削減・職員の専門性向上が図られる。

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