支援物資とは、災害時に被災者の生命維持・生活継続に必要な物品(食料・飲料水・毛布・衣類・日用品・医薬品等)の総称で、国・都道府県・市区町村・民間企業・ボランティア等から調達・提供されるものである。
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支援物資の調達・配分は「プッシュ型支援」と「プル型支援」の2形態がある。プル型(被災市区町村が必要なものを要請する従来型)は被災直後に要請書類の作成が困難で初動が遅れやすいため、大規模災害では国・都道府県がプッシュ型(要請を待たず必要と見込まれる物資を先行供給する)に移行することが定着しつつある。
物資の流通体制
支援物資は①供給源(国備蓄・都道府県備蓄・民間企業の提供)→②物資拠点(大規模な受け入れ・仕分けを行う1次拠点)→③市区町村の配送拠点(2次仮置き場)→④避難所・在宅避難者への配送という流通経路をたどる。物資拠点では品目・数量の管理・仕分け・配送先の調整が行われ、適切なロジスティクス管理が求められる。
過去の課題と改善
東日本大震災(2011年)では物資が物資拠点に山積みになる一方で、避難所に届かない「物資が届かない問題」が深刻化した。原因は①配送手段(トラック・燃料・ドライバー)の不足、②仕分け人員の不足、③避難所の物資ニーズの把握困難であった。この教訓から国は物資調達・輸送調整等支援システム(内閣府)の整備を進めている。
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