消防相互応援協定

読み:しょうぼうそうごおうえんきょうてい

消防相互応援協定とは、消防組織法第39条に基づき、隣接する市区町村間または広域の消防本部間で締結する協定で、大規模災害・大火等の際に相互に消防・救急・救助の応援を行うことを事前に取り決めた協定である。

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消防相互応援協定は広域消防(消防本部の統合・広域化)とは別の制度であり、各消防本部が独立した体制を維持しながら有事の際に相互支援できる仕組みである。消防組織法第39条は「市町村は、消防に関し相互に応援する義務を有する」と定め、具体的な応援内容・手続きを協定で補足する。

協定の内容

消防相互応援協定には①応援の種類(消火・救急・救助の区分)、②応援要請の手続き(要請先・連絡方法・連絡事)、③応援部隊の指揮系統(被応援側消防の指揮下に入ることが原則)、④応援に要する費用の負担方法(一定規模を超える災害の費用負担等)が定められる。

都道府県・全国ベースの応援体制

市区町村間の2者協定に加え、都道府県単位の「消防応援協定」・全国ベースの「緊急消防援助隊制度」が階層的に整備されている。市区町村の消防相互応援協定は主に「地域内の比較的小規模な相互応援(大火・多重事故等)」を対象とし、「大規模災害(地震等)」は緊急消防援助隊の制度で対応するという役割分担がある。

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