河川氾濫

読み:かせんはんらん

別名:外水氾濫

河川氾濫とは、洪水時に河川の流量が河道容量を超え、堤防を越水または破堤して河道外に水が溢れ出す現象で、「外水氾濫」ともいい、下流の堤内地(堤防に守られた市街地・農地)に洪水被害をもたらす。

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河川氾濫の形態は①越水(水位が堤防天端を超えて越える)と②破堤(堤防本体が侵食・崩壊して決壊する)の2種類がある。破堤の場合は短時間に大量の水が流出し、越水より被害が甚大になる傾向がある。国管理河川(一級河川)は国土交通省が、都道府県管理河川(二級河川・準用河川)は都道府県が堤防等の治水施設を管理する。

洪水予報と水位情報

洪水予報河川(一級河川の主要部分)では気象庁・国土交通省が共同で洪水予報を発表し、「氾濫注意水位」「避難判断水位」「氾濫危険水位」「氾濫開始水位」の4段階の水位基準に基づき情報を提供する。市区町村はこれらの水位情報を参考に避難情報の発令タイミングを判断する。

洪水浸水想定区域と避難計画

国土交通省・都道府県は想定最大規模の降雨が発生した場合の洪水浸水想定区域を指定・公表し、市区町村はこれをもとに洪水ハザードマップを作成・住民に配布する。想定最大規模は「計画規模(概ね100〜200年に1回の降雨)」ではなく「千年に一回規模の降雨」を基準としており、2015年改正で現行の基準に変更された。

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