救助隊とは、消防組織法・消防法に基づき消防本部(消防署)に設置される専門的な救助部隊で、建物崩壊・交通事故・水難・山岳遭難等において高度な技術・資機材を用いた人命救助を行う組織である。
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消防庁は救助隊の編成・装備・配置基準を「救助隊の編成、装備及び配置の基準を定める省令」(昭和61年)で定めており、一定規模以上の消防本部には救助隊の設置が義務付けられている。標準的な救助隊(通称「レスキュー」)に加え、特別高度救助隊(Super Rescue・SR)・高度救助隊(Heavy Rescue・HR)の上位組織が大規模消防本部に整備されている。
装備と技術区分
救助隊の装備は①切断器具(チェーンソー・エンジンカッター)、②拡張器具(油圧スプレッダー・油圧カッター)、③索道器具(ロープ・滑車等)、④検索器具(生命探索機・音響探知機・光学探索機)等が主なものである。災害種別に応じた専門技術として「倒壊建物救助・水難救助・山岳救助・NBC(核・生物・化学)災害対応・特殊化学品対応」等に特化した訓練が実施される。
緊急消防援助隊との連携
大規模地震等の広域災害では地元の救助隊だけでは対応できないため、緊急消防援助隊の救助部隊(全国の高度救助隊・特別高度救助隊等)が被災地に集結して活動する。市区町村は被災建物の位置情報・倒壊状況の把握・救助隊の誘導を担う。
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