DPATとは(Disaster Psychiatric Assistance Team)、自然災害・航空機事故・犯罪事件等の大規模災害時に被災者・支援者の精神的健康支援を行うため、都道府県が組織する専門的な精神医療チームで、厚生労働省の「DPAT活動要領」に基づいて活動する。
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東日本大震災(2011年)後に被災地での精神科医療ニーズが長期にわたって継続し、既存の「こころのケアチーム」の体制では不足したことを踏まえ、2013年に厚生労働省が制度を整備した。DMATが急性期の身体医療を担うのに対し、DPATは精神科救急・継続的なこころのケア・既存の医療機関への支援を担う。
チームの構成と活動内容
DPATは精神科医師・看護師・業務調整員を基本構成とし、必要に応じて薬剤師・社会福祉士・公認心理師等が加わる。活動内容は①被災した精神科病院・精神科病棟への支援(患者の安全確保・転送支援)、②避難所・仮設住宅等でのこころのケア活動、③支援者(消防・自衛隊・医療者)へのストレスケア支援である。
市区町村の対応
市区町村は都道府県のDPAT調整本部と連携し、避難所へのDPAT派遣の調整・活動場所の確保を行う。発災初期は身体的被害への対応が優先されるが、応急期以降は精神的な問題が顕在化しやすく、DPATの早期投入・長期的継続が求められる。
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