意味
執行科目とは、予算科目のうち長が執行管理のために用いる目と節の区分をいう。
議決された予算を実際に使う段階では、款・項より細かい単位で支出を管理する必要がある。執行科目は目と節を指し、長が予算の執行と整理のために設ける区分である。議決科目である款・項と違い、目・節の間の組み替えには議会の議決を要せず、長の権限で運用できる。節は給料・委託料・工事請負費といった支出の性質を示す最下位の区分で、地方自治法施行規則で款・項・目・節の標準が定められている。執行科目をどう立てるかは庁内の予算管理のしやすさに直結し、議会統制の及ぶ議決科目とは性格が異なる。
執行科目の自由度と性質別の節
執行科目である目・節は、長が予算を執行・整理するための区分であり、款・項のように議会の議決で固定されない。同じ項の中で目から目へ、あるいは節の間で予算を融通する組み替えは長の権限で行え、議会への報告で足りる場合が多い。最下位の節は、給料・報酬・委託料・工事請負費・負担金補助及び交付金といった支出の性質ごとに区分され、地方自治法施行規則がその標準を定めている。この節の区分は性質別歳出の集計の基礎にもなる。執行科目を細かく立てれば支出の追跡はしやすくなるが、それぞれの枠が小さくなり機動的な執行がしにくくなるという、議決科目とは逆向きの裁量設計の問題が生じる。
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