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ジチテン

通常選挙

読み:つうじょうせんきょ

別名:参議院議員通常選挙
意味

通常選挙とは、参議院議員の半数を3年ごとに選ぶ選挙である。参議院が半数改選を採ることから全員を選び直す衆議院の総選挙と区別される選挙である。

参議院議員は任期6年で、3年ごとに半数ずつが入れ替わる。この半数改選のために3年ごとに行われる選挙が通常選挙である。参議院は衆議院と異なり解散がなく、議員の任期も満了によってのみ尽きるため、選挙の時期はあらかじめ定まり、定数の半数だけが一度に改選される。全議席を一度に選び直す衆議院の総選挙とは、改選範囲も実施の規則性も対照的である。通常選挙は選挙区選出と比例代表選出を組み合わせて行われ、改選される議席はそれぞれの半数にあたる。自治体選挙管理委員会にとっては、総選挙と同様に投票所の運営や開票事務を担う国政選挙であり、3年ごとという周期の予測可能性を踏まえて事務を計画できる点が特徴である。

半数改選という参議院の設計

参議院が3年ごとに半数だけを改選するのは、議院の構成に連続性を持たせるためである。全員が同時に入れ替わると政策の継続性が断たれかねないが、半数ずつの改選であれば、改選を経ても残り半数の議員が在職し続け、議院としての一定の安定が保たれる。任期6年・3年ごとの半数改選という仕組みは、解散がなく任期が必ず満了まで及ぶ参議院だからこそ規則的に機能する。通常選挙では、選挙区と比例代表のそれぞれについて定数の半数が改選対象となり、改選されない半数の議員は任期の残り3年を引き続き務める。改選議席の決まり方が任期満了のみに連動するため、選挙の時期は早くから見通すことができ、有権者にとっても選挙管理委員会にとっても予測可能性が高い。

総選挙との制度上の対比

通常選挙と衆議院の総選挙は、しばしば対比して理解される。総選挙は全議席を一度に選び直し、解散によって任期途中でも実施されうるため時期が不規則になりやすい。これに対し通常選挙は定数の半数のみを改選し、解散がないため3年ごとという規則的な周期で行われる。「総」と「通常」という呼称の違いはこの性質の差を映している。選挙管理委員会の事務は投開票の現場運営という点で両者に共通するが、時期があらかじめ定まる通常選挙は、職員配置や資機材調達などの準備計画を立てやすい。両者の違いを正確に押さえることは、国政選挙の制度を住民に説明する場面でも実務上の前提となる。

つながりのある用語

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