意味
基幹系システムとは、住民記録、地方税、国民健康保険、福祉など、自治体の根幹をなす定型的な行政事務を処理する情報システムの総称である。
自治体の数あるシステムのうち、止まれば住民票も課税も給付も回らなくなる中核はどれか——それが基幹系システムである。住民基本台帳、地方税、国民健康保険、介護保険、児童手当といった、法令で定められた定型業務を大量・正確に処理する役割を担い、住民の最も重要な個人情報を扱うため三層の対策ではマイナンバー利用事務系として最も内側に置かれる。メールやウェブ閲覧、グループウェアなど内部の連絡・調整を支える情報系システムとは、扱う情報の重要度も求められる安定性も異なる。標準化法による標準化やガバメントクラウドへの移行は、まさにこの基幹系(標準化対象事務に相当する二十業務)を対象とし、長年の個別構築から共通基盤への転換を進めている。更新や移行はサービス停止が許されないため、慎重な計画と検証が要る。
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