意味
中間サーバーとは、自治体の基幹系システムと情報提供ネットワークシステムとの間に置かれ、情報連携で授受する特定個人情報を中継・保管する装置をいう。
他団体から所得情報の照会が来たとき、自治体の住民記録システムを外部から直接たたかせるわけにはいかない。中間サーバーは、基幹系システムから連携用のデータ(副本)をあらかじめ写し取って保持し、照会が来たらこの副本から応答することで、本体のシステムを外部接続の危険にさらさずに情報連携を成立させる。
全国の自治体の中間サーバーは、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が運営する中間サーバー・プラットフォーム上に集約されている。各団体が個別にサーバを構えるのではなく、共同利用型のクラウド基盤に相乗りすることで、構築・運用コストと安全対策を全国で平準化している。
自治体の情報部門が日常で意識するのは、基幹系システムの更新や標準化対応のたびに、中間サーバーへ送る副本データの形式を合わせ込む作業である。副本に登録された内容が古いと、他団体へ誤った情報を返してしまうため、住民記録の異動を中間サーバーへ確実に反映させる連携処理の正確さが運用の要となる。
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