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ジチテン

人口動態調査

読み:じんこうどうたいちょうさ

意味

人口動態調査とは、戸籍などの届出に基づき、出生・死亡・婚姻・離婚・死産の件数を集計する、統計法上の基幹統計調査をいう。

生まれ、亡くなり、結婚し、離婚する——人の一生の節目の数を、国はどう把握しているのか。人口動態調査は、戸籍法などに基づく届出をもとに、出生・死亡・婚姻・離婚・死産の全数を集計する統計調査である。市区町村が届出から調査票を作り、保健所都道府県を経て厚生労働大臣へ提出され、毎月集計される。これを基に作られる人口動態統計は基幹統計であり、出生率や死亡率、平均寿命の算定など、医療・福祉・人口政策の基礎になる。

届出を基礎とする全数調査

人口動態調査は、統計法に基づく基幹統計調査で、戸籍法および死産の届出に関する規程によって市区町村へ提出された、出生・死亡・婚姻・離婚・死産の届出を対象とする。標本を抽出する調査ではなく、届け出られた事象の全数を扱う点に特徴がある。市区町村長が届書から人口動態調査票を作成し、保健所長と都道府県知事を経て厚生労働大臣へ提出する。毎月実施され、住民の異動届とは別に、身分関係の変動を統計として捉える仕組みになっている。

人口動態統計としての活用

集計された結果は、基幹統計である人口動態統計として公表される。出生数や合計特殊出生率、死亡数や死因別の状況、婚姻・離婚の件数などが明らかになり、少子化対策、医療・福祉の計画、平均寿命の算定など、国と自治体の政策の基礎資料になる。自治体にとっては、戸籍の窓口で受けた届出が統計の出発点になるため、届出事務の正確さがそのまま統計の質につながる。地域ごとの出生・死亡の動向は、人口減少への対応や医療提供体制の検討にも使われる。

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