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ジチテン

特別秘書

読み: とくべつひしょ

意味

特別秘書とは、地方公共団体の長の秘書として地方公務員法上の特別職に位置づけられる職である。

特別秘書は、知事や市町村長の身近で日程調整・対外調整・情報管理などを担う秘書のうち、地方公務員法第三条第三項により特別職とされた職をいう。特別職であるため一般職を律する地方公務員法の規定が原則として適用されず、競争試験によらず長が政治的・人的信頼に基づいて任用できる。その反面、身分保障は弱く、長の交代や任期満了とともに退任するのが通例で、職の存続が政治情勢に左右される。条例で職を設けたうえで任用するのが一般的であり、すべての自治体が置くわけではない。秘書課に配属される一般職の秘書(事務吏員)が人事異動の対象で身分が安定するのとは対照的で、両者は同じ「秘書」でも任用根拠と身分の性格が異なる。長の意思決定を間近で支える信任の職として、政治任用と公務の中立性のバランスが論点になる。

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