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ジチテン

官公署

読み:かんこうしょ

意味

官公署とは、国の機関(官庁)と地方公共団体の機関(公署)を併せて指す総称であり、行政機関一般を広く言い表す法令上・実務上の用語である。

申請書の宛先や添付書類の説明で「官公署が発行した書類」といった言い回しに出会うことがある。官公署は、国の役所である官庁と、地方公共団体の役所である公署とをまとめて指す言葉で、行政機関を広くひとくくりにするときに用いられる。

具体的には、各省庁やその出先機関都道府県庁・市役所・町村役場税務署や警察署などが官公署に含まれる。法令では、本人確認書類として「官公署が発行した顔写真付きの証明書」を求めるなど、発行主体が行政機関であることを示す目的で使われることが多い。よく似た言葉に「官公庁」があるが、こちらは組織としての役所そのものを指す色合いが強く、書類の発行主体や手続の場所を広く指すときは官公署が用いられる傾向がある。

官庁と公署を合わせた総称

官公署は、「官」すなわち国の行政機関(官庁)と、「公署」すなわち地方公共団体の行政機関とを合わせた語である。国の各省・庁やその地方支分部局都道府県市町村の各機関がここに含まれ、立法機関や司法機関を除いた行政機関を広く指すのが通常の用法である。法令では、たとえば本人確認の場面で「官公署が発行した書類」と定め、運転免許証やパスポート、各種の許可証など、行政機関が公的に交付した文書であることを要件として示すために用いられる。

官公庁との使い分け

官公署とよく似た語に官公庁があるが、両者はニュアンスが異なる。官公署は書類の発行主体や手続の窓口といった「場所・主体」を広く指す場面で使われ、本人確認書類の発行元などを表すのに適する。一方の官公庁は、行政組織としての役所そのものを集合的に指す色合いが強く、「官公庁向けのサービス」「官公庁の入札」のように、行政機関をひとまとまりの取引相手や組織として捉えるときに用いられる。いずれも法令上の厳密な定義語というより文脈に応じて使い分けられる総称であり、申請手続では求められている書類の趣旨に照らして理解するのがよい。

つながりのある用語

対比

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