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ジチテン

官公庁

読み:かんこうちょう

意味

官公庁とは、国の役所である官庁と地方公共団体の役所とを併せて指す、行政機関を組織として総称する用語である。

「官公庁向け」「官公庁の入札」といった形で、行政機関をまとめて取引相手や対象として捉えるときに使われるのが官公庁である。国の官庁と地方の役所を合わせ、行政組織の総体を一語で言い表す。

民間企業から見れば、官公庁は安定した発注者であり、入札・契約のルールや会計年度の区切りが民間と異なる独特の市場を形づくる。自治体ビジネスでいう「官公庁マーケット」は、この行政機関群を顧客とする領域を指す。よく似た官公署本人確認書類の発行主体など「場所・主体」を広く指すのに対し、官公庁は役所という組織そのものを集合的に指す色合いが強い。法令上の厳密な定義語ではなく、文脈に応じて行政機関の集合を表す総称として用いられる。

行政組織の総体を指す語

官公庁は、国の官庁と地方公共団体の役所を合わせて、行政機関を組織の集まりとして総称する語である。各省庁や都道府県庁・市役所・町村役場などが含まれ、立法・司法を除く行政組織の総体をひとまとめに捉えるときに使われる。法律で定義された用語というよりは、行政機関を一個の主体群として扱う日常的・実務的な総称であり、報道や民間のビジネス用語として広く用いられる。一口に官公庁といっても、その内部では国と地方、本省と出先機関とで権限や予算の仕組みが大きく異なる点には注意がいる。

「官公庁マーケット」という捉え方

自治体・公共ビジネスの世界では、官公庁を顧客とする市場を「官公庁マーケット」「公共市場」などと呼ぶ。ここでは、発注者である行政機関に共通する取引の特徴――入札・契約の手続が法令で定められていること、会計年度(4月から翌年3月)の区切りで予算が動くこと、年度末にかけて発注が集中しやすいこと――が、民間市場とは異なる行動様式を生む。官公庁を相手にする事業者にとっては、こうした制度的な制約を理解することが受注の前提となる。官公署が主に手続上の書類や窓口を指すのに対し、官公庁は発注者・組織としての行政を指す語として使い分けられる。

つながりのある用語

対比

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