意味
早出遅出勤務とは、職員の正規の勤務時間の始まりと終わりの時刻を、通常の時刻より繰り上げまたは繰り下げて割り振る勤務形態である。住民サービスの提供時間や育児・介護の事情に対応するために用いられる。
窓口の延長開庁や図書館・公民館の夜間開館、あるいは育児中の職員の保育所送迎のように、一律の勤務時間では対応しきれない事情がある。早出遅出勤務は、勤務時間の総量は変えずに始業・終業の時刻だけをずらすことで、こうした事情に対応する仕組みである。時間外勤務手当を要する超過勤務とは異なり、あくまで正規の勤務時間の割り振りを変えるものなので、原則として超過勤務手当は発生しない。育児・介護を理由とする場合は職員からの請求に基づき任命権者が指定する運用が多く、勤務時間条例・規則で繰上げ・繰下げの幅や請求手続が定められる。フレックスタイム制や変形労働時間制と混同されやすいが、日々の所定時間自体は固定されている点が異なる。
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