ジチテン

充当

読み:じゅうとう

意味

充当とは、納税者に過誤納金などの還付すべき金銭があるとき、これを未納の税や延滞金に振り替えて納付があったものとする手続である。

納め過ぎた税を還付する一方で、その納税者に別の税の滞納があれば、わざわざ還付してから改めて納めてもらうのは二度手間になる。充当は、還付すべき金銭をそのまま未納分の支払に振り替えることで、還付と徴収を一度に処理し、滞納の解消につなげる手続である。

地方税法は、過誤納金が生じたときに未納の地方税があれば、これに充当しなければならないと定める。充当には法定の順序があり、督促滞納処分の対象となっている税から優先して充てる。充当した結果は納税者に通知され、充当された日に納付があったものとして扱われるため、延滞金の計算にも影響する。

還付加算金と延滞金の関係に注意が必要で、充当によって還付加算金の計算期間や延滞金の起算が左右される。窓口では「還付されると思っていた金が滞納分に回された」という相談が生じやすく、充当は納税者の意思にかかわらず行われる法定の処理であることを説明できる必要がある。

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