意味
産業廃棄物税とは、産業廃棄物の排出抑制やリサイクルを促すため、最終処分場への搬入量などに応じて都道府県や政令指定都市が課す法定外目的税である。三重県が2002年に全国で初めて導入した。
最終処分場の残余容量が逼迫するなか、埋立てに経済的な負担を課して減量を促す手段として、約30の都道府県が独自に設けてきたのが産業廃棄物税である。これは地方税法に基づく税ではなく、自治体が条例で独自に創設する法定外目的税で、税収は産業廃棄物の減量化・リサイクルの支援や不法投棄対策などに充てる。課税方式は団体により異なり、最終処分場への搬入に課す方式、焼却施設への搬入にも課す方式などがある。三重県を皮切りに約30の都道府県・政令市が導入しているが、隣県との税率差が廃棄物の越境移動を招くおそれがあるため、地域ブロックで足並みをそろえて導入する例が多い。法定外税の新設には総務大臣との協議・同意が必要で、課税自主権の行使として注目された施策でもある。
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