ジチテン

教育公務員特例法

読み:きょういくこうむいんとくれいほう

別名:教特法
意味

教育公務員特例法とは、教育公務員の職務とその責任の特殊性に基づき、任免・分限・懲戒・服務・研修について地方公務員法等の特例を定める法律である。

学校の先生は一般の地方公務員と何が違うのか。その特例を定めるのが教育公務員特例法である。教員などの教育公務員について、職務と責任の特殊性に基づき、任免・給与・分限・懲戒・服務・研修に関し地方公務員法の特例を設ける。代表的なのが研修に関する規定で、教員は絶えず研究と修養に努める義務を負い、初任者研修や中堅教諭等資質向上研修が法定されている。2022年の改正では、それまでの教員免許更新制が廃止され、校長や教育委員会が教員ごとに研修の記録を作成し、資質向上に関する指導助言を行う新たな仕組みが導入された。政治的行為の制限が国家公務員並みに及ぶ点なども特例として定められ、教員人事を扱う教育委員会の実務の前提となる。

研修制度と免許更新制の廃止

教育公務員特例法は、教員が絶えず研究と修養に努める義務を定め、初任者研修・中堅教諭等資質向上研修などを法定する。2022年の法改正により、2009年に導入された教員免許更新制が発展的に解消され、これに代わって校長と教育委員会が教員ごとに研修等に関する記録を作成し、対話に基づく資質向上のための指導助言を行う仕組みが導入された。教育委員会は研修記録の管理と、教員の資質向上を支える計画的な研修体系の整備を担うことになった。

一般の地方公務員との違い

本法は、任免・分限・懲戒・服務などについて地方公務員法の特例を定める。例えば公立学校の教育公務員の政治的行為の制限は、地方公務員でありながら国家公務員と同様の制限が及ぶ点で一般職と異なる。このほか条件附採用期間の長さや、給与負担者である都道府県と任命権・服務監督の関係についても、教育公務員の特性を反映した規定が置かれる。教育委員会の人事担当は、地方公務員法を基本としつつ本法の特例を重ねて適用する必要があり、両法の適用関係を正しく整理することが懲戒や服務の事務の前提となる。

つながりのある用語

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