意味
定期巡回・随時対応型訪問介護看護とは、介護保険法に基づく地域密着型サービスの一類型で、日中・夜間の別なく、定期的な巡回訪問と随時の対応により、訪問介護と訪問看護を一体的に提供するサービスである。
重度の要介護者を在宅で支えるには、決まった時間のサービスだけでなく、必要なときに短時間でも繰り返し訪問し、医療面の管理も併せて行う仕組みが要る。定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、24時間の定期巡回と随時対応に訪問看護を組み合わせ、施設に入らずとも重度者の在宅生活を成り立たせることを狙う。地域密着型サービスとして市町村が指定し、月額包括報酬で必要に応じた回数の訪問を行える点が、訪問ごとに算定する従来の訪問介護と大きく異なる。夜間に限られ看護を含まない夜間対応型訪問介護に比べ、対応範囲が広い。
包括報酬と在宅限界の引き上げ
このサービスの核心は、月額の包括報酬で必要なだけ訪問できる点にある。回数に縛られず、1回数分の短時間訪問を一日に何度も行えるため、おむつ交換や服薬確認、安否確認をこまめに重ねて重度者の在宅生活を支えられる。訪問看護を含むことで、医療的ケアを要する利用者も対象にでき、施設入所しかなかった層の在宅限界を引き上げる効果が期待される。一方、24時間体制の人員確保とオペレーター配置が必要で、利用者が一定数集まらないと事業として成り立たず、整備が都市部に偏りやすい。看護を一体提供する形態と、訪問看護事業所と連携する形態があり、地域の医療資源の状況が提供体制を左右する。
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