意味
参考見積とは、予定価格の積算に用いる単価や数量の参考とするため、発注機関が発注に先立って事業者から徴収する見積りである。
積算基準や標準歩掛に載っていない特殊な物品や新工法は、発注機関だけでは適正な価格を見積もれない——この市場価格の手がかりを得るのが参考見積である。発注機関は予定価格を作成する段階で、複数の事業者から当該物品や工事の見積りを徴収し、その単価や数量を予定価格の積算の参考とする。随意契約の価格交渉に用いる見積書や、競争入札で入札者が提出する入札内訳書とは性格が異なり、あくまで発注者側が予定価格を組み立てるための内部資料である点に注意を要する。一者からしか取れない見積りに依存すると価格が高止まりするため、できる限り複数者から徴収して比較し、特定事業者に有利な仕様にならないよう留意する。標準的な積算では捉えきれない費用を予定価格に反映させる手段として用いられる。
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