ジチテン

ライフライン

読み:らいふらいん

別名:生活線
意味

ライフラインとは、電気、ガス、上下水道、通信、交通など、住民の日常生活や都市の機能を支える基盤的な供給・処理・伝達のシステムの総称をいう。

災害の被害を語るとき必ず話題になるのが、電気や水道がいつ復旧するかである。ライフラインは生活と都市機能を支える基盤的な施設網の総称で、電力、都市ガス、上水道、下水道、電話やインターネットなどの通信、鉄道や道路といった交通が含まれる。これらは相互に依存しており、停電がポンプを止めて断水や下水処理の停止を招くなど、一つの途絶が連鎖して被害を広げる特性を持つ。多くは民間事業者や公営企業が管理するため、災害時の復旧は事業者ごとに進むが、自治体は被害状況の集約や住民への広報、応急給水や仮設トイレの提供など、事業者の復旧を補う役割を担う。復旧の優先順位は病院や避難所など命に直結する施設が先に置かれることが多い。事業者と自治体は平時から防災協定や相互応援の枠組みを結び、復旧要員や資機材を被災地外から動員できるよう備える。

相互依存と復旧の進み方

ライフラインの特徴は、各システムが互いに依存し合っている点にある。たとえば停電は、配水ポンプや下水処理場の機能を止めて断水や下水処理の停止を招き、通信基地局の電源喪失で電話やネットの不通を引き起こす。このため一つの途絶が他のライフラインへ連鎖し、被害が複合的に拡大する。復旧は管理する事業者ごとに進められるが、その順序は人命に直結する病院・避難所・防災拠点などが優先される傾向がある。自治体は、自らが管理する上下水道の復旧に加え、民間事業者の被害状況を集約して住民へ広報し、応急給水や仮設トイレなど復旧までの生活を支える応急対応を担う。広域災害では、電力・ガス・水道それぞれの業界団体による相互応援の枠組みが動き、被災地外から復旧要員や資機材が投入される。

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