読み:こりつしゅうらく
孤立集落とは、地震や豪雨等による道路の寸断や通信途絶により、外部との交通・連絡手段を失い支援が届きにくくなった集落をいう。
中山間地や半島部の集落は、一本の道路と一系統の通信に依存していることが多く、土砂崩れや橋梁の崩落でたちまち外界から切り離される。孤立集落は、こうして交通と通信の両面で孤立し、住民の安否確認も物資搬送もヘリコプター等に頼らざるをえない状態を指す行政上の概念である。
能登半島地震や中越地震で多数発生し、初動の安否確認・救助の最大の隘路となった。自治体は平時に孤立可能性のある集落をあらかじめ把握し、衛星電話の配備や備蓄、ヘリポートの確保、自主防災組織による初期対応の体制づくりを進める。発災後は孤立の解消が道路啓開やプッシュ型支援の優先課題となる。
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