ジチテン

衛星電話

読み:えいせいでんわ

意味

衛星電話とは、通信衛星を介して通話・通信を行う電話であり、地上の通信網が途絶しても利用できることから災害時の非常用通信手段として自治体や防災機関に配備されるものをいう。

大規模災害では携帯基地局や固定電話網が停電・損壊で途絶し、被災地と外部や本部と現場の連絡が断たれる。衛星電話は、地上設備に依存せず衛星経由で通信できるため、ほかの通信が全滅しても最後の連絡手段として機能する点に価値がある。

自治体災害対策本部避難所、孤立しうる山間部の拠点などに配備され、被害情報の伝達や応援要請に用いられる。屋外や窓際でないと衛星を捕捉しにくい、平時に使い慣れていないと有事に使えないといった制約があり、定期的な接続訓練が欠かせない。防災行政無線MCA無線とあわせ、複数の非常通信手段を重ねて確保する多重化の一翼を担う。

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