ジチテン

後閲

読み:こうえつ

意味

後閲とは、代決によって処理された案件について、決裁権者が出張や休暇から戻った後に、その処理内容を事後に閲覧して確認することである。

代わりに決裁してもらった案件を、本来の決裁権者が後から黙って見過ごしてよいわけではない——戻ってきたら処理の中身を確認する、その手続が後閲である。代決は決裁権者不在の空白を埋める臨時措置にすぎないため、決裁権者は帰任後に代決された文書にを通し、処理が妥当だったかを把握する責任を負う。事務決裁規程では、代決した文書には後閲を要する旨を表示し、決裁権者が確認した証として後閲印を押すか確認欄に署名する運用が一般的である。すべての代決案件を後閲対象とするのではなく、重要度の高いものに限って後閲を求める自治体もある。後閲は決裁の責任を決裁権者へ事後的に取り戻す仕組みであり、代決の濫用を抑える歯止めとしても働く。

つながりのある用語

ご意見箱(匿名でひとことから投稿できます)