意味
行政区とは、地方自治法第252条の20に基づき政令指定都市がその区域を分けて設ける区で、区役所を置いて事務を処理する区域単位をいう。
政令指定都市の住民が住民票を取りに行く「○○区役所」の区が行政区である。指定都市は人口が多く市役所だけでは住民サービスが行き届かないため、市の区域を区に分け、区役所を窓口の拠点として置く。同じ「区」でも、東京の特別区が独立した基礎自治体(法人格を持ち区長を選挙で選ぶ)であるのに対し、行政区は市の内部組織にすぎず法人格を持たない。区長は市長が任命する職員で、区独自の議会や課税権はない。区役所は戸籍・住民登録・国民健康保険・福祉などの窓口事務を担うが、政策決定や予算は市本体が握る。住民に身近な総合的な権限を区に持たせるため、後により権限を強めた総合区の制度が設けられたが、こちらは導入例がまだない。
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