意味
調査基準価格とは、低入札価格調査制度において、これを下回る入札があった場合に発注機関が契約内容の履行可能性を調査する基準となる価格である。予定価格の一定割合として案件ごとに設定される。
予定価格を大きく下回る低価格で落札されると、手抜き工事や下請けへのしわ寄せ、安全対策の省略といった弊害が生じかねない。そこで発注機関は調査基準価格を定め、これを下回る入札があった場合に、その価格で契約が適正に履行できるかを落札決定の前に調査する。調査基準価格は予定価格に一定の率を乗じて算定し、率の幅は中央公共工事契約制度運用連絡協議会(中央公契連)のモデルなどを参考に各団体が決める。調査では、入札者から積算内訳や下請予定、配置技術者の状況などを聴取し、適正な履行が見込めなければ落札者としない。最低制限価格制度が下回った入札を機械的に失格とするのに対し、調査基準価格は失格ではなく調査を起動する点が異なる。
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