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ジチテン

ARIB

読み:あらいぶ

別名:電波産業会
意味

ARIBとは、電波の利用に関する技術基準や標準規格を策定する一般社団法人電波産業会の略称をいう。

防災行政無線の機器が製造元を問わず通じ合うのは、共通の技術規格があるからである——ARIBは、無線通信の標準規格を定める一般社団法人電波産業会を指す。英語名 Association of Radio Industries and Businesses の頭文字で、無線設備の技術基準や規格を作り、関係者へ普及させる役割をもつ。市町村の同報系デジタル防災行政無線(STD-T86)や移動系(STD-T116)の規格もARIBが策定しており、自治体が無線を整備・更新する際の前提になる。総務省の電波行政とも結びつき、防災システムの検討では必ず参照される存在である。

無線の標準規格を策定する団体

ARIBは、電波の有効利用と無線通信の発展を目的に、技術基準や標準規格の策定、調査研究、普及を行う一般社団法人電波産業会の略称である。無線機器が製造元を問わず相互に通信できるよう、変調方式や周波数の使い方などの技術仕様を、ARIB標準規格(STD)や技術資料(TR)としてまとめる。通信・放送の事業者や機器メーカー、関係省庁が参加し、電波を使う分野の規格づくりを担う。策定された規格は、総務省が定める技術基準の裏づけとしても用いられる。

防災行政無線との関わり

市町村の防災行政無線も、ARIBの標準規格に基づいて整備される。住民へ一斉放送する同報系のデジタル方式はARIB STD-T86として、車両や職員と双方向で連絡する移動系はARIB STD-T116として標準化されている。機器がこれらの規格に適合していることで、異なるメーカーの装置を組み合わせたり、将来の更新で機器を入れ替えたりしやすくなる。自治体が防災行政無線を新設・更新する際は、調達する機器がARIBのどの規格に準拠するかの確認が、互換性と将来の更新のしやすさを左右する。

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