ジチテン

総務省

読み:そうむしょう

意味

総務省とは、総務省設置法(平成11年法律第91号)に基づき2001年1月の中央省庁再編で総務庁・自治省・郵政省を統合して発足した行政機関であり、行政組織・公務員制度・地方行財政・選挙・消防防災・情報通信・統計など国の基本的な仕組みを幅広く所管する。

自治体にとって総務省は、数ある省庁の一つではなく、組織・定員・人事・地方財政・地方税・選挙・消防という自治体運営の根幹を所管する最も距離の近い省庁である。旧自治省の系譜を引き継ぎ、地方自治法をはじめとする地方自治制度、地方交付税地方債といった地方財政制度、地方税制を所管し、国と自治体の関係を制度面で支える。2001年1月の中央省庁再編で、行政管理・統計を担った総務庁、地方自治を担った自治省、情報通信・郵政を担った郵政省が統合して発足したため、所管範囲は行政組織から情報通信まで極めて広い。外局として消防庁を持ち、選挙制度・政治資金、情報通信・電波・放送、国勢調査などの統計も所管する。自治体の現場では、交付税の算定や制度改正の通知、技術的助言是正の要求といった国の関与の窓口として日常的に名前が挙がる。

自治体行政の根幹を所管する省庁(旧自治省の系譜)

総務省の自治体に対する中核的な役割は、旧自治省が担ってきた地方自治制度・地方財政制度・地方税制の企画立案である。地方自治法や地方公務員法などの基本法を所管し、地方交付税の総額確保と算定、地方債の発行への関与、地方税制の設計といった手立てで、全国の自治体の財政運営の枠組みを定める。国と自治体は対等・協力の関係とされるが、総務省は地方自治法に基づく技術的助言や是正の要求、地方交付税法に基づく算定など、制度上の関与の主たる窓口になる。自治体の財政・税務・人事の担当者にとっては、制度改正の通知や各種調査の発出元として最も接点が多い省庁である。

消防・選挙・情報通信・統計という広い所管

2001年の再編で三省庁が統合した経緯から、総務省の所管は地方行財政にとどまらない。外局として消防庁を置き、消防・防災行政を所管して、市町村消防の制度や緊急消防援助隊を支える。選挙制度と政治資金制度を所管し、選挙管理委員会が行う実務の制度的な基盤を整える。さらに情報通信・電波・放送の規制と振興、国勢調査をはじめとする政府統計の総括も担う。自治体から見ると、防災・選挙・情報システム・統計調査といった複数の業務分野で、それぞれ総務省の制度や通知に従って事務を進める場面が多い。

ご意見箱(匿名でひとことから投稿できます)