ジチテン

サーマルリサイクル

読み:さーまるりさいくる

別名:熱回収別名:サーマルリカバリー
意味

サーマルリサイクル(熱回収)とは、廃棄物を焼却する際に生じる熱エネルギーを発電や給湯などに利用する廃棄物の処理方法である。素材として再生するマテリアルリサイクルに対する考え方の一つである。

燃やすしかない可燃ごみから「せめてエネルギーを取り出せないか」という発想が、ごみ焼却施設の発電・余熱利用を支えている。サーマルリサイクルは、焼却時の熱を蒸気タービンによる発電や近隣施設への熱供給に使うもので、日本では大半のごみ焼却施設が発電設備を備える。ただし、国際的にはリサイクルを物の再生(マテリアル)と捉える立場が強く、サーマルリサイクルは正確には熱回収(サーマルリカバリー)と呼ばれ、3Rの枠外に置かれることが多い。素材としての再生が難しい廃プラスチックなどでは、埋立てよりは熱回収が望ましいとされる一方、燃やす前提の処理が分別やリサイクルの動機を弱めるとの批判もある。発生抑制・再使用・再生利用を優先し、それでも残るものを熱回収するという優先順位の理解が実務では欠かせない。

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