意味
再送信子局とは、市町村防災行政無線(同報系)の子局の一種で、親局から受信した放送電波を再び送信し、電波の届きにくい区域の戸別受信機や他の子局に放送を届ける無線設備である。
戸別受信機を配っても、親局からの電波が弱い集落では屋内で受信できない——この「受からない地域」を埋める設備が再送信子局である。親局の放送を受け直して送り直すぶん、周辺の戸別受信機は近くの強い電波を拾えるようになる。似た役割の設備に中継局があるが、中継局が親局と子局の間の回線を取り次ぐ独立の局であるのに対し、再送信子局は子局の側に再送信機能を持たせたもので、整備計画では難聴地域対策の選択肢として並べて検討される。どの集落に置くかは電波伝搬調査の結果と戸別受信機の配備計画に左右され、地形の複雑な中山間地ほど必要数が増える。デジタル化更新の設計では、再送信子局の増設、高性能スピーカーへの切替、戸別受信機の追加配備を組み合わせて難聴地域を解消する積み上げが行われる。
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