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ジチテン

まちづくり

読み:まちづくり

別名:まちおこし
意味

まちづくりとは、住民・行政・事業者などが協働して、地域の生活環境やコミュニティ、経済をより良くしていく継続的な取組の総称である。都市計画に基づくハード整備から住民主体の地域活動まで広い範囲を含む。

道路や建物を整えるだけが「まちづくり」ではない。安全で暮らしやすく、にぎわいのある地域をつくる営みは、行政の都市計画だけでも、住民の自発的な活動だけでも完結しない。まちづくりは、両者が協働して地域を継続的に良くしていく取組の総称である。

法制度の面では、都市計画やまちづくり条例に基づく土地利用の規制・誘導、市街地の再開発、景観の形成などがある。一方、住民の側では、自治会・町内会やNPO、まちづくり協議会による地域課題の解決活動が広がる。近年は、人口減少を背景に、新たに開発するより既存のストック(空き家・遊休不動産・公共空間)を生かす方向へと比重が移り、住民参加と合意形成の手法が重んじられる。行政の役割も、規制する主体から、多様な担い手を支え調整する役割へと変わりつつある。

ハードとソフト、二つの系譜

まちづくりという言葉は広く、大きく二つの系譜をもつ。一つは、都市計画法やまちづくり条例に基づき、土地利用の規制・誘導、道路・公園などの基盤整備、市街地再開発や区画整理といった物的環境(ハード)を整える系譜である。もう一つは、自治会・町内会、NPO、まちづくり協議会などの住民組織が、防災・福祉・にぎわいづくり・景観保全などの地域課題に取り組む活動(ソフト)の系譜である。前者は行政が主導しやすく、後者は住民が主体となる。実際のまちづくりは、この二つが組み合わさって進み、行政は両者を結びつける調整役を担うことになる。

合意形成と住民参加

まちづくりの成否を分けるのは、関係者の合意形成である。土地利用や再開発は、地権者・住民・事業者の利害が複雑に絡むため、計画段階からの住民参加と情報の共有が欠かせない。説明会やワークショップ、パブリックコメント、まちづくり協議会といった場を重ね、合意を積み上げていく手法が定着してきた。人口減少局面では、新規開発より既存の建物や空間をどう使いこなすかが問われ、空き家や遊休不動産の活用、公共施設の再編、エリアマネジメントなどが課題となる。行政が一方的に描く青写真ではなく、住む人がかかわって形にしていく点に、現代のまちづくりの特徴がある。

つながりのある用語

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