意味
工事打合せ簿とは、工事の施工にあたって発注機関の監督職員と受注者の現場代理人との間で行った指示、協議、承諾、報告などのやり取りを書面で記録するものである。
現場で交わした口頭の指示や協議は、後になって言った言わないの紛争を招く——このやり取りを文書化して双方で共有するのが工事打合せ簿である。監督職員からの指示や承諾、受注者からの協議や報告は、その都度この打合せ簿に記載して相手方に提出し、相手方が確認することで施工上の合意の記録として残る。設計変更の協議や段階確認の依頼、現場条件の変更といった工事中の重要なやり取りはここに集約され、設計変更や工期延長の根拠資料、工事成績評定の判断材料、紛争時の証拠としても機能する。電子納品の対象書類として電子化される運用も広がっている。現場代理人と監督職員のコミュニケーションを正式な記録として残し、施工管理の透明性を支える書類である。
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