キキクルとは、気象庁が大雨による土砂災害、浸水害、洪水害の発生危険度を地図上に5段階の色で示し、地域ごとの切迫度をリアルタイムで表示するウェブサービス(大雨警報・洪水警報等の危険度分布)の愛称をいう。
大雨のとき、自分の住む場所が「いつ・どれだけ危ないのか」をどう確かめればよいのか。キキクルは、気象庁が大雨警報・洪水警報等の危険度を地図上で細かいメッシュごとに色分けして示すサービスで、土砂災害・浸水害・洪水害の三つの危険度を別々に表示する。色は安全側から、白、黄、赤、紫、黒の5段階で、紫は警戒レベル4相当、黒は警戒レベル5相当の極めて危険な状態を表す。市町村はこの危険度分布を避難情報を出す判断材料の一つとして用い、住民も自宅周辺のリスクの高まりを地図で直接確認できる。2021年に愛称が「キキクル」に定められ、警戒レベルとの対応が整理された。危険度が紫から黒へ変化するときには手遅れになりかねないため、黒になる前の段階で避難を終えることが利用上の目安とされる。
三つの危険度と警戒レベルとの対応
キキクルは大雨による災害を種類ごとに分け、土砂キキクル、浸水キキクル、洪水キキクルの三つの危険度分布を提供する。それぞれが対象とする災害が異なるため、同じ地点でも土砂は赤、洪水は紫といった具合に色が分かれることがある。色は5段階で、白(今後の情報に注意)、黄(注意報級)、赤(警報級・警戒レベル3相当)、紫(警戒レベル4相当・危険)、黒(警戒レベル5相当・災害切迫)に対応づけられている。市町村が高齢者等避難や避難指示を発令する際の客観的な判断材料の一つであり、住民にとっては自宅周辺の危険度を地図で直接確かめる手段となる。利用上の要点は、最も危険な黒は「すでに災害が発生していてもおかしくない」段階であり、その前の紫の時点までに避難を終えるべきだという点にある。
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