大雨特別警報とは、気象業務法に基づき気象庁が発表する特別警報の一つで、数十年に一度の降雨により重大な土砂災害や浸水害が発生する恐れが著しく高まったときに発表される最高レベルの大雨の警報をいう。
大雨警報が出ているなか、さらにその上の警報が出たら住民はどう受け止めればよいのか。大雨特別警報は、警報の発表基準をはるかに超え、数十年に一度しか起こらないような豪雨で重大な災害がすでに切迫している、あるいは発生していてもおかしくない段階で発表される。警戒レベルでは最高のレベル5(緊急安全確保)に相当し、これが出された時点で安全な避難はもはや困難になっている可能性が高いため、命を守る最善の行動をただちに取るべき状況を意味する。発表は土壌雨量指数や降水量が一定の地域的な広がりをもって極限に達した場合などに行われ、対象は市町村単位で示される。特別警報を待ってから動くのでは手遅れになりかねないため、気象庁も自治体も、その前段のレベル4避難指示までに避難を終えることを繰り返し呼びかけている。状況が改善すれば警報・注意報へ切り替えられる。
警戒レベル5相当という位置づけ
大雨特別警報は、気象庁が発表する警報の体系のなかで最上位に位置する。通常の大雨警報が「重大な災害の恐れ」を示すのに対し、特別警報は「数十年に一度」という極めてまれな現象で、重大な災害の危険が著しく高まった、あるいはすでに発生している段階で発表される。内閣府の警戒レベルではレベル5(緊急安全確保)に相当し、安全な避難が困難になっている可能性が高い局面を表す。このため防災情報の運用では、特別警報の発表を待たず、その前段であるレベル4の避難指示までに避難を完了することが原則とされる。発表は土壌雨量指数や数時間・数十時間の降水量がまとまった地域で基準に達したときに市町村単位で行われ、危険性が低下すれば大雨警報や注意報へと切り替えられる。
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