ジチテン

仮換地

読み:かりかんち

意味

仮換地とは、土地区画整理事業の施行中に、従前の宅地に代えて仮に使用収益できる土地として施行者が指定する土地をいう(土地区画整理法第98条)。

区画整理は道路や公園を一斉に造り換地を割り当てるため、工事の完了(換地処分)まで待っていては何年も土地を使えなくなる。仮換地は、工事の進行に合わせて権利者が新しい土地を先行して使えるようにする仕組みで、指定されると従前地は使えなくなり、代わりに仮換地を使用収益できる。所有権はなお従前地に残るが、建物の建築や移転は仮換地の位置を前提に進むため、事実上の引っ越しが先に動く。仮換地の指定にあたっては、最終的な換地と整合するよう位置・面積(地積)・形状が定められ、減歩により従前より狭くなることが通常である。施行者は仮換地の指定の効力発生日や使用収益開始日を権利者に通知し、これに伴って固定資産税の課税対象も切り替わる。

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