ジチテン

産業集積

読み:さんぎょうしゅうせき

意味

産業集積とは、関連する企業や工場、研究機関が特定の地域に地理的に集まって立地している状態をいう。取引や情報の共有が活発になり、地域全体の生産性や競争力が高まる効果が期待される。

「地元の地場産業をどう維持するか」を考える産業振興担当が前提として押さえておく概念である。同業種や関連業種の事業者が近接して立地すると、部品の調達や外注、技術者の確保、技術や市場情報の共有がしやすくなり、個々の企業が単独で立地する場合より効率が高まる。城下町型(大企業を中心に下請が集まる形)、産地型(地場の伝統産業が集まる形)、企業城下町型などの類型がある。企業誘致工業団地の整備は、こうした集積を意図的に厚くする政策手段である。集積が崩れると地域経済の基盤が一気に弱るため、既存企業の流出防止と新規立地の両面が政策課題となる。

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