意味
履行保証保険とは、工事請負契約で受注者が契約を履行できなくなった場合に、発注機関が被る損害を保険会社が補填する保険である。受注者が保険契約を結び、契約保証金の納付に代える保証手段の一つとして用いられる。
落札した業者が工事の途中で倒産したり契約を投げ出したりすれば、発注機関は工事を完成させるため追加の費用を負う。この損害をあらかじめ担保するのが契約保証であり、現金の契約保証金、金融機関の保証、保証事業会社の保証、そして履行保証保険などの方式から受注者が選べる。履行保証保険では、受注者を保険契約者、発注機関を被保険者として保険会社と契約し、受注者の債務不履行が確定したときに保険金が発注機関へ支払われる。受注者にとっては現金を契約保証金として拘束されずに済む利点があり、発注機関にとっては保険会社の審査を通った業者という与信情報も得られる。保険金額は請負代金額の一定割合(多くは契約保証金率に相当する一割程度)に設定される。
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