意味
機関別符号とは、情報連携において、各行政機関が管理する個人ごとに割り当てられる、機関ごとに異なる暗号化された符号をいう。
なぜマイナンバーは情報提供ネットワークシステム上を流れないのか。その答えが機関別符号である。各機関は同じ住民に対しても自機関だけの別々の符号を持ち、情報提供ネットワークシステムはこの符号どうしの対応表だけを管理して情報を取り次ぐ。
この仕組みにより、ある機関で符号が一つ漏れても、他機関が同じ人につけた符号は別物であるため、漏れた符号から他機関の情報を芋づる式にたどることができない。一つの番号で全機関の情報が串刺しにできてしまう状態を避け、個人情報の名寄せを技術的に困難にするための中核的な安全設計である。
機関別符号はマイナンバー(個人番号)から直接生成されるものではなく、住民票コードを変換した符号をさらに機関ごとに変換して作られる。マイナンバーが漏れても符号を逆算できないようにすることで、番号と符号の二段構えで個人の特定を防いでいる。職員が日常業務で符号を直接扱うことはなく、システム内部で自動的に処理される。
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