意味
渇水とは、少雨や雪不足によってダムや河川の水量が不足し、生活用水・農業用水・工業用水の取水制限や給水制限が必要となる状態をいう。
渇水は地震や水害のように突発的ではなく、数週間から数か月かけて静かに進行するため、危機感が共有されにくく対策の開始が遅れやすい。自治体や水道事業者にとっては、平時の水運用と災害対応の中間にある独特の危機管理対象である。
降水量の少ない時期にダムの貯水率が低下すると、河川管理者や利水者で構成する協議会が取水制限の段階を引き上げ、最終的には住民への給水制限や時間断水に至る。農業用水と上水道、工業用水の間で限られた水をどう配分するかの調整が要点となる。気候変動で少雨と豪雨の振れ幅が拡大するなか、利水ダムの運用や節水対策が重みを増している。
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