読み:かんこういりこみきゃくすう
観光入込客数とは、ある観光地や地域を訪れた観光客の延べ人数をいう。観光の集客力や経済効果を測る基礎指標であり、観光庁の共通基準に沿って都道府県が調査・集計する。
観光振興の成果を議会や住民に説明するとき、最初に持ち出される指標である。観光地点ごとの来訪者数を積み上げて算出し、日帰り客と宿泊客、県内客と県外客に区分して把握する。かつては自治体ごとに調査方法がばらばらで地域間の比較ができなかったため、観光庁が「観光入込客統計に関する共通基準」を定め、都道府県が統一的に調査するようになった。観光消費額の推計や施策の効果検証の土台となるが、延べ人数のため同じ人の複数地点訪問が重複計上される、無料の観光地は捕捉しにくいといった限界もある。近年は携帯電話の位置情報などビッグデータを使った推計で精度を補う動きが広がっている。
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