ジチテン

共通仮設費

読み:きょうつうかせつひ

意味

共通仮設費とは、工事費の積算において、複数の工種に共通して必要となる仮設や運搬、安全対策などの費用をまとめた費目である。現場管理費とともに間接工事費を構成する。

工事には、構造物を直接造る費用のほかに、資材の運搬、仮設の足場や電気・用水、現場の安全対策や交通誘導など、特定の工種に帰属させにくいが施工全体に共通して欠かせない費用がかかる。これを集計したのが共通仮設費である。積算では、運搬費や準備費、安全費といった内訳を直接工事費に対する一定の率で算定する率分と、個別に金額を積み上げる積上げ分を組み合わせて求めるのが一般的である。共通仮設費は現場管理費とともに間接工事費を成し、直接工事費に加算されて工事原価が算定される。入札の数値的失格基準でも費目の一つとして扱われ、入札者がこの費目を極端に削っていないかが見られる。

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