意味
高次脳機能障害とは、脳卒中や外傷性脳損傷などによって脳が損傷を受けた結果生じる、記憶・注意・遂行機能・社会的行動などの認知機能の障害である。
事故による頭部外傷や脳卒中の後遺症として、身体の麻痺は回復しても、新しいことを覚えられない、注意が続かない、段取りよく物事を進められない、感情のコントロールが難しいといった認知面の障害が残ることがある。これが高次脳機能障害で、外見上は障害が分かりにくく、本人も自覚しにくいため、周囲の無理解や「以前と人が変わった」という戸惑いを招きやすい。診断や支援の体制が長く不十分だったことから、支援拠点機関の整備や精神障害者保健福祉手帳の対象としての位置づけが進められてきた。窓口では、医療から生活・就労への移行支援、障害者手帳や障害福祉サービスへの接続、家族への理解の促進が、支援の難しさとして現れる。
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