意味
アジャイル開発とは、システム開発において、短い反復で動くものを作りながら要件を見直し、段階的に完成させていく手法をいう。
仕様を固めてから一括で作るやり方では、出来上がったシステムが使ってみると現場に合わない、という事態が起こりやすい。アジャイル開発は、数週間程度の短い区切りで動く機能を順に作り、使いながら次に作るものを調整していくことで、この「作ってみたら違った」を減らそうとする手法である。
最初にすべての仕様を確定させるウォーターフォール型と対照的に、要件が固まりきらない段階でも開発に着手し、優先度の高い機能から作って早く試す。利用者の反応を見て方針を変えられる柔軟さが利点である一方、完成形と総額を契約時点で確定しにくいため、従来の請負契約や予算の単年度主義となじみにくい面がある。
自治体では、住民向けサービスの新規開発や、要件が読み切れない実証的な取組で採用が検討される。発注の仕方を成果物の一括納品ではなく作業への対価とするなど、調達・契約のやり方を手法に合わせて工夫する必要がある点が、導入の検討課題となる。
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