意味
処遇改善加算とは、介護職員や障害福祉サービスの従事者の賃金改善を図るため、事業所が一定の要件を満たした場合に介護報酬・障害福祉サービス等報酬に上乗せして支払われる加算である。
介護・障害福祉の現場では、賃金水準の低さが人材の確保・定着を妨げる構造的な課題となってきた。これに対し、報酬に上乗せした分を職員の賃金改善に確実に充てさせることで処遇を底上げする仕組みが処遇改善加算である。事業所は、賃金改善の計画と実績の報告、キャリアパスの整備、職場環境の改善といった要件を満たすことで加算を算定でき、加算分は職員の給与に反映することが義務づけられる。複数あった加算は近年一本化が進められた。事業所にとっては、要件を満たすための体制づくりと、計画・実績報告の事務負担、加算が確実に賃金に回っているかの確認が運用上の論点になる。指定権者である自治体は、計画書の確認と実績の点検により加算の適正な使途を監督する。
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