ジチテン

BPSD

読み:びーぴーえすでぃー

別名:認知症の行動・心理症状
意味

BPSDとは、認知症に伴って現れる行動・心理症状の総称であり、徘徊・暴言・暴力・不安・抑うつ・幻覚・睡眠障害などをいう。

認知症の症状は、記憶障害や見当識障害といった脳の障害そのものから生じる中核症状と、それに本人の性格・環境・人間関係・身体の不調などが影響して二次的に現れる行動・心理症状(BPSD)に分けられる。BPSDには徘徊・興奮・暴言・物盗られ妄想・不安・抑うつ・昼夜逆転などがあり、介護する家族や施設職員の負担を大きくする最大の要因となる。中核症状と異なり、ケアの工夫や環境調整、本人の不快や不安の原因を取り除くことで軽減できる余地が大きいとされる。介護の現場では、BPSDを「問題行動」として抑えるのではなく、本人なりの理由を理解して対応することが、本人の尊厳と介護負担の双方にとって重要になる。

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