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都市計画図

読み:としけいかくず

別名:用途地域図
意味

都市計画図とは、用途地域や都市計画施設など、その土地に定められた都市計画の内容を地図上に色分けして示した図面をいう。

ある土地にどんな建物が建てられるかを調べるとき、最初に確認するのが都市計画図である。市街化区域市街化調整区域の区分、用途地域とそれに伴う建ぺい率容積率防火地域高度地区都市計画道路都市計画公園の位置といった、その土地にかかる都市計画上の規制が一枚の地図に色分けで表現されている。

都市計画図は、都市計画法に基づき市町村が定める都市計画を、住民や事業者が確認できるよう図示したものである。建築や開発、不動産取引の検討では、対象地の用途地域・容積率・防火指定・都市計画施設の有無をこの図で読み取り、建てられる建物の規模や用途を見定める。近年はインターネット上の都市計画情報システム(地理情報システムを用いたウェブ地図)で公開する自治体が増えており、住所や地番から対象地の規制を確認できる。ただし都市計画図は規制の概要を示すものであり、二項道路の判定や建築基準法上の道路該当性など、図だけでは確定しない事項は窓口での確認が必要になる。

都市計画図が示す主な情報

都市計画図は、その土地にかかる都市計画上の規制を地図上に重ねて表現した図面である。基本となるのは市街化区域と市街化調整区域を分ける区域区分(線引き)で、調整区域では原則として開発・建築が制限される。市街化区域では用途地域が色分けで示され、住居系・商業系・工業系の別と、それに対応する建ぺい率・容積率の指定が読み取れる。これに加えて、防火地域・準防火地域、高度地区、特別用途地区などの地域地区、都市計画道路や都市計画公園といった都市計画施設の位置、地区計画の区域などが重ねて表示される。一枚の図にこれらが集約されているため、対象地の規制の全体像を一覧できるのが特徴である。

縦覧・公開と利用上の注意

都市計画図は、決定された都市計画の内容を住民や事業者に周知するためのもので、市町村の都市計画担当課で閲覧でき、近年は地理情報システムを用いた都市計画情報システムとしてインターネットで公開する自治体が増えている。住所や地番を入力すれば、対象地の用途地域や建ぺい率・容積率、防火指定などを画面上で確認できる。ただし、ウェブ公開の図はあくまで規制の概要を示すものであり、縮尺や境界線の表示には限界がある。敷地が用途地域の境界をまたぐ場合の取り扱いや、前面道路が建築基準法上の道路に該当するか、二項道路としてセットバックが必要かといった事項は、図の色分けだけでは確定しない。建築や取引の最終的な判断にあたっては、都市計画担当課や建築指導担当課の窓口で個別に確認するのが実務の原則である。

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