ジチテン

都市下水路

読み:としげすいろ

意味

都市下水路とは、下水道法第2条第5号に基づき、市街地の雨水を河川などへ排除して浸水を防ぐことを主な目的とし、終末処理場を備えずに市町村が整備・管理する下水道である。

「うちの市が管理するこの排水路下水道なのか、それとも別の施設なのか」を整理するうえで押さえておきたいのが都市下水路である。下水道法は下水道を公共下水道流域下水道・都市下水路の三種に区分するが、前二者が汚水を終末処理場まで集めて処理するのに対し、都市下水路は市街地にたまる雨水を速やかに河川などへ流して浸水を防ぐことを主眼とし、処理場を持たない点で性格が異なる。整備・管理は市町村が担い、一定規模以上のものは都道府県知事への届出の対象となる。汚水処理を前提としないため、生活排水を流し込む使い方は想定されておらず、汚水は公共下水道や浄化槽で別途処理する必要がある。近年は局地的な大雨による内水氾濫への備えとして、雨水排除を担う都市下水路や雨水管の能力が改めて注目され、河川改修や雨水貯留施設と一体で浸水対策を組み立てる場面が増えている。

雨水排除を担う第三の区分

都市下水路は、下水道法第2条第5号に基づき市街地の雨水を河川などへ排除して浸水を防ぐ施設で、汚水を終末処理場で処理する公共下水道・流域下水道とは目的が異なる。終末処理場を備えず、雨水を速やかに流下させる管渠・開渠が中心で、整備・管理は市町村が担い、一定規模以上のものは都道府県知事への届出を要する。汚水処理を前提としないため、生活排水や事業場排水を流し込む使い方は想定されず、これらは公共下水道や浄化槽で別に処理する。市街地の拡大とともに雨水流出量が増え、局地的な大雨による内水氾濫が課題となるなかで、都市下水路の排水能力は河川改修や雨水貯留浸透施設と一体で点検・増強される対象として位置づけられている。

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