意味
スーパーシティとは、複数分野のデータを連携基盤で束ねた先端的サービスを実装し、その実現に必要な複数の規制改革を一括で進める都市づくりの取組である。2020年改正の国家戦略特別区域法に基づき、国家戦略特区の一類型として区域が指定される。
AIやデータを使った先端的な街づくりを規制の壁を越えて進めたいとき、自治体が国に手を挙げる枠組みである。スマートシティが個別分野ごとの技術導入にとどまりがちだったのに対し、スーパーシティは交通・医療・行政手続など複数分野のデータをデータ連携基盤で横断的につなぎ、住民目線で生活全体を変える点を狙う。実装に必要な複数の規制改革を区域単位でまとめて要望できる仕組みが核で、個別法ごとの特例申請を一件ずつ積み上げる従来方式との違いがここにある。2022年に茨城県つくば市と大阪府・大阪市が型指定を受けたほか、規模を絞ったデジタル田園健康特区も同じ法的枠組みで指定された。住民合意やデータの取扱いへの懸念が指定の前提として重く問われる点も、技術主導で語られがちなスマートシティとの実務上の差である。
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